松澤行政書士事務所代表の松澤勇太と申します。
行政書士は、「縁の下の力持ち」という役割であると私は考えております。主役はお客様であり、お客様をサポートするのが行政書士であるとの想いを持って、日々業務を行っております。
運送業は許可を受けなければ事業自体を行うことができません。また、建設業は許可を受けなければ軽微な工事以外を請け負うことができません。このように、業種によっては、営業の自由に制限がかかっております。許可を受けるために、「運送事業の経営許可申請」や「建設業許可申請」という手続があり、行政書士はその手続を代理人として行う、というのが一つの大きな業務となっております。
運送業は、物流を支える上でなくてはならない事業です。私たちが毎日食事をできることも、毎日季節に応じた衣服を着られることも、快適に住居で生活できることも、これらは物が安全に運ばれなければ維持していくことは困難です。このように運送業は、「衣・食・住」を支える重要な事業であると言っても過言ではありません。
トラックなどの輸送機器を使用して物を運ぶには、事故という問題は避けて通れません。国民の生命に直結する問題です。運送業は、常に危険と隣り合わせの事業であるとも言えます。ですので、事業を行う上で必要となる要件を満たした事業者にのみ許可を与え、輸送の安全を確保しようとしているのです。
建設業も重要な事業です。私たちが普段生活する住居、子供達が通う学校や図書館、病院、会社のビルや工場、車で走る道路など、挙げればキリがありませんが、誰もが毎日必ず接している事業です。このような建設物が安全なものとして作られるためにも、事業を安全に行う上で必要となる要件を満たした事業者にのみ許可を与え、一定規模以上の工事は許可を受けた事業者しか請け負うことができないようになっているのです。
上記の2つの業種を例として挙げさせていただきましたが、許認可が必要となる業種ということは、それだけ重要な事業ということです。許認可を受けなければ適法に事業を行えないということでもあります。
この他にも許認可が必要な業種は多岐に渡りますが、そのような事業を行う事業者を「縁の下の力持ち」としてサポートさせていただき、共に歩んでいけたらと思っております。
代表 特定行政書士 松澤勇太